南インドやスリランカの伝統自然医療「アーユルヴェーダ医学」では、「生活の科学」「生活の知識」という英訳の言葉通り、医師などが持つべく専門的な内容ばかりではなく、誰にでも理解しやすい内容で「健康で幸福な人生を送るための知識」について幅広く指導しています。
「アーユルヴェーディックライフ」すなわち、医学的な指示を自分の実生活で活用できるということが、この医療が発祥時の紀元前2500年から現代まで全く姿を変えることなく現地の人々に受け継がれ続けているという理由の一つなのです。
自然医学があらゆる方面から見直されている現代社会において、西洋医学の力を借りずに自然の薬草などで病気の治療に当たっている人々は急増し、ことに西欧諸国においてはアーユルヴェーダ医学に対する興味と需要は年々高まりつつあります。
人類の発展とともに人間が作り出した人工の医学ではどうやっても太刀打ちできない難病、科学的な物質を全く受け付けない体質の人などが増えていることなどから、ある意味では西洋医学は「限界」に達したという見解が強まり、「昔に還る」「自然に還る」という方向に人々の関心が集まっているのです。
そんな背景の中、純粋な自然医学であるアーユルヴェーダ医学が注目を浴び始めているのはごく自然なことなのかもしれません。
ですが、残念なことにまだまだ日本においてはアーユルヴェーダ医学の本質を知る人は多くありません。それは日本には昔から漢方医学という同じような伝統自然医療が深く浸透しているため、外国の未知なる医療であるアーユルヴェーダ医学に頼る必要はなかったという状況もあります。
ですが、漢方医療には漢方医療の、アーユルヴェーダ医療にはアーユルヴェーダ医療の、それぞれの特徴と、それに関係する長所があるのです。
これらを知識として幅広く持っていれば、より健康な人生を送るために大きなプラス要素となることは間違いないでしょう。また、私たちをとりまく経済情勢は定期預金 金利なども低く、将来にわたっての不安が眼前につよく横たわっています。その経済的なストレスを減らすものとしても有益かと思われます。
そこでここではアーユルヴェーダ医学をより多くの人に知って頂く一機会として、「アーユルヴェーダ医学の基盤」と、他の医療にはないアーユルヴェーダ医学のアドバンテージ、「実際に活用できる生活の知識」についてお話しします。